乳がんを早期発見しよう

乳がんを疑う症状

乳頭から出される分泌には色んな種類の物が有ります。

 

例えば乳頭から白い分泌液が出た場合ですが、授乳期であればそれも普通ですが、そうじゃない時に出ているのであれば注意が必要です。もちろん多少出ているだけであれば気にする必要はないのですが、気になる程度に出ているのであれば、薬の副作用とかホルモンの影響とか考えた方が良いでしょう。

 

また、一番気にして欲しいのはその分泌液の中に血液が混ざっているかどうかと言う事です。血液の色も赤かったり黒かったり黄色かったりと様々ですが、自己判断をしないで専門のお医者さまに見てもらう様にしましょう。

 

乳頭から血液が混ざった分泌液が出た場合、乳管に腫瘍、つまりしこりが出来てしまった状態であるケースが多いです。分泌液が腫瘍を通過した際に、腫瘍から出ている血液が混ざってしまい乳頭から出てしまったと言う仕組みなのです。

 

もちろんそれだけで乳がんだとは言えません。ですから乳がんかどうか調べるためにマンモグラフィや超音波検査と言った乳がん検診をする様になります。

 

次に乳がんを疑った方がいい症状として、乳頭のかゆみやただれと言った物が有ります。かゆみが出る理由には様々な事が挙げられますので一概には言えませんが、パジェット病と言う乳がんの種類であるケースも有りますので、放っておかない様にしましょう。ちなみにこのパジェット病は高齢者の方に多く見られる乳がんだそうです。

 

このようにどんな症状でも、乳房に異変を感じたら自己判断をしないで検査を受ける様にしましょう。