乳がんを早期発見しよう

乳がんは増加傾向

乳がんの発生率を世界中で比較してみると、欧米諸国に比べて日本は1/4程度と比較的発生率が低いと言われてきていました。

 

しかし、近年になって日本でも乳がん発生率が増えてきていて今後も増加していくのではないかと懸念されています。その証拠に今では日本女性のがんで一番多いのが乳がんと言われる位にまでなっています。
まぁ、それは今まで発生率が高かった胃がんや子宮がんが早期発見、早期治療の効果により減少傾向にあるからと言う理由もあるからです。

 

乳がんの発生している年代を見て見ると、20代前半あたりから発生し始めていて、20代後半あたりから発生率が増加していて、40代の方が一番発生している現状に有ります。

 

ですから、若いと言って安心せず、20代でも可能性が有ると考えて早期治療に務めても良いかと思います。その為には定期的にマンモグラフィを受けたり、超音波検診を受けたりする事をお勧めします。

 

もし何かしら異変を感じたとしたら、すぐに専門機関で受診する事が大切です。「なんかおかしい」「もしがんだったら」なんて不安を抱え込むよりも、サッと乳がん検診をして安心を得た方が良いかと思います。

 

先程書いた様に乳がんは増加している、一番かかりやすいがんと言われてしまうと怖くなってしまいますが、無闇に怖がる必要はありません。乳がんは早期発見、早期治療する事で治りやすいがんでもあるのです。

 

もちろん今は予防法と言うものは確立されていません。ですから早期発見がとにかく大切になるのです。